ダイヤモンドSはフェイムゲームが捲ってねじ伏せる。目標は天皇賞(春)へ

ダイヤモンドS

1着 フェイムゲーム
2着 セイクリッドバレー
3着 タニノエポレット

ハンデ戦という事もあり、中心となる実績馬がおらず、4歳馬のフェイムゲームが距離は未知数ながら押し出されるような形での1番人気。
レースはそのフェイムゲームがスタートで大きく出遅れ、最後方から進めますが、3~4コーナーで一気に捲り、直線を向いたところでは既に二番手の位置に。
多少強引にも見えましたが、そのまま押し切り重賞2勝目を飾りました。

勝ったフェイムゲームはここまで8戦中7戦が中山でのレースで、距離も前走AJCCの2200までしか経験がありませんでした。
父ハーツクライで母系を見ても長距離は向きそうではありますが、半兄にバランスオブゲームがいる事や、ここまでの実績から、中山の中距離というイメージもつきつつあって、このレースはフェイムゲームの可能性を探るという点では非常に大きな意味のあるレースだったのではないでしょうか。
今後は天皇賞(春)へ向かうとの事で、ここの実績だけでは物足りないのは確かですが、上積みを期待できそうな面白い一頭になりそうです。

2着セイクリッドバレーは、8歳馬、トップハンデの56kgという条件でよく最後まで踏ん張りました。
フェイムゲームが捲った事で最後はどの馬にもきつい展開になったと思いますが、やはり地力はあったという事でしょうか。

3着タニノエポレットは今回のメンバーでは長距離実績は上位。こちらも最後まで踏ん張れましたが、この条件でセイクリッドバレーを交わせなかったのはやや不満の残るところですね。

AJCCはヴェルデグリーンがオールカマーに続き中山での重賞制覇

AJCC

1着 ヴェルデグリーン
2着 サクラアルディート
3着 フェイムゲーム

単勝オッズ10倍以下が5頭、1番人気に推されたレッドレイヴンが馬体重+20kgという発表で、やや波乱の雰囲気を感じさせるレースとなったAJCCは2番人気のヴェルデグリーンが同じ舞台のオールカマーに続いて重賞2勝目。中山巧者ぶりを発揮しました。

勝ったヴェルデグリーンは外を回しながら押し上げていく形で、田辺騎手のレース後のコメントにもありましたが、オールカマーよりも積極的に勝ちに行く乗り方でした。
オールカマーが行われた秋の中山に比べればかなり力のいる状態になってますし、この馬の立場も違いますのでこういう競馬になったのだと思いますが、鮮やかに決まりました。
これで中山コースでは5勝目、中山マイスターという雰囲気も出てきましたが、血統からは天皇賞(春)でも見てみたい気はしますね。

2着サクラアルディートは、ディセンバーS5着、中山金杯9着と着順はイマイチでしたが大きな着差はなく、終わってみれば人気を落としすぎた感じですね。
1枠でのスタートからの進路の取り方を見るとベリー騎手ははじめから外で出していこうと決めていたのでしょうか。
早めに最内を脱していた事が4コーナーで出していくところに繋がる好騎乗ですね。そして2着まで踏ん張らせたのもさすがです。
この2着で今後に大きく期待できるかと言うとそこまでのものはありませんが、堅実には走ってくるだろうといったところですね。

3着フェイムゲームは注目馬も多かった4歳勢の中では再先着。
中山ばかり使われていて結果もまぁまぁ出てはいるんですが、レースぶりとハーツクライ産駒という事を考えると阪神や東京の方がいいのではないかと思わせる部分もあります。
今後に大きく期待したい一頭です。

人気のレッドレイヴンは4着まで。+20kgの影響もあるのでしょうが、この馬の適性は距離も含めてもうちょっと見極めたいですね。