京都記念はデスペラードが巧みに逃げ切り快勝。ジェンティルドンナは6着

京都記念

1着 デスペラード
2着 トーセンラー
3着 アンコイルド

ジェンティルドンナの復帰戦として注目され、ジェンティルドンナは単勝オッズ1.6倍の圧倒的な1番人気に推されますが直線いつもの伸びがなく6着。
今回は逃げたデスペラードが逃げ切って快勝。2着には中団から押し上げ直線外に出したトーセンラーでした。

勝ったデスペラードは、今回逃げ馬がいない事もあって、鞍上横山典騎手ははじめから逃げる事も考えていたようですね。
こういうところは相変わらず怖いジョッキーです。
すんなりとハナを奪ってからスローに落とし1000mの通過は63.7。上がりは34.1となってますので、これでは後方の馬は届かないですね。
元々ダート中距離の追込馬としてオープンまで上がってきた馬ですが、その後芝の長距離で結果を出し、昨年秋からは自在性も見せてきてはいましたが、ここで逃げ切るという競馬を見せました。
4コーナーで一度交わされても焦る事がなかった点など、横山典騎手の騎乗が光るレースでしたが、それに応えたデスペラードも見事です。
今後は天皇賞(春)という事になりそうですが、どういう乗り方をしてくるか楽しみですね。

2着トーセンラーは京都では本当に距離関係なく走ってきますね。まぁ昨年のこのレースを勝っていますし元々このくらいの距離で活躍していた馬なんですが。
完璧に乗ったデスペラードには届きませんでしたが、前有利な流れの中58kg背負ってここまで来ているのは十分評価できます。
今後については春の目標は安田記念という事で、天皇賞(春)には出てこない可能性が高いですが、昨年の春天2着の実績からも、今の充実度なら中心の一角です。

6着に敗れたジェンティルドンナはスタート直前にゲートをくぐろうとするような仕草を見せたものの、折り合いも問題ないように見えましたが、直線では全く伸びず。
スローの道中でも折り合っていたところがらしくないと言えばそうなのですが、ここまで無抵抗というのはちょっと意外でした。
昨年の宝塚記念(良発表でしたが)でも渋った馬場が良くなかったですし、休み明けだった事も重なってと解釈するしかないのでしょうが、それにしても…という負け方ですね。
次は予定通りドバイという事なので、馬券的には心配しなくて良さそうですが、かなり気になる敗戦です。

2013天皇賞(春)。ゴールドシップの相手は5歳勢?

2013年の天皇賞(春)は完全にゴールドシップの一強ムード。
2番人気が予想されるフェノーメノは先日もまとめましたが、今回もゴールドシップ以外の馬について見ていきます。

菊花賞に出走していない4歳馬
フェノーメノ
カポーティスター

4歳馬で天皇賞(春)への出走は菊花賞組が当然中心になってくるのですが、今回のゴールドシップ以外の2頭は菊花賞を使っていません。
フェノーメノは距離を考慮して菊花賞ではなく天皇賞(秋)→JCと進み、カポーティスターは菊花賞当日の京都でようやく1000万を勝っています。
どちらも勢いのある馬だからこそ、天皇賞(春)出走となったわけですが、やはり不安も大きいです。
過去に菊花賞を使わずに天皇賞(春)へ出走してきた4歳馬を見てみます。

菊花賞不出走4歳馬の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
12 ギュスターヴクライ 4 5
11 エイシンフラッシュ 3 2
11 マカニビスティー 17 4
11 ペルーサ 4 8
11 トゥザグローリー 1 13
10 メイショウドンタク 16 3
10 ジャミール 3 7
09 モンテクリスエス 3 12
07 エリモエクスパイア 11 2
07 マツリダゴッホ 5 11
06 トウカイトリック 5 5
05 トウショウナイト 10 4
03 イングランディーレ 5 9

トウカイトリックの出てくる位置にまず驚愕します(笑)

馬券圏内に来ているのは11年エイシンフラッシュ、10年メイショウドンタク、07年エリモエクスパイアとなります。
ダービー馬のエイシンフラッシュは別として、2桁人気から2頭馬券になっているように全体的に人気のない馬の方が好走傾向にあるのは面白いですね。
メイショウドンタクは万葉S3着、エリモエクスパイアはダイヤモンドS2着があり、ともに前哨戦では大きく負けている事で人気を落としましたが、長距離実績という意味は一応あったという事になります。
ここで人気になるような結果を出せていなくても、京都3200mという舞台に活路を求めてきている馬の場合は要注意と言えるのかもしれません。

今回はフェノーメノ、カポーティスターともに3000以上の出走経験はありませんので、データからは厳しいという事になりそうです。

G1初挑戦の5歳馬
サトノシュレン
デスペラード
アドマイヤラクティ
ムスカテール

出世が遅れながらここへきて好調、初のG1挑戦へという5歳が今回は4頭います。
サトノシュレンは1600万を勝ったばかりですが、他3頭は重賞で続けて好勝負してきていますし、デスペラードとアドマイヤラクティは距離実績もありますので気になっている方も多いのではないでしょうか。
5歳の天皇賞(春)でG1初挑戦となった馬をまとめてみます。

G1初挑戦の5歳馬の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
09 マイネルキッツ 12 1
09 ジャガーメイル 6 5
08 アドマイヤジュピタ 3 1
06 トウカイカムカム 9 5
05 アイポッパー 4 3
04 シルクフェイマス 5 3
04 ナリタセンチュリー 13 5
03 サンライズジェガー 8 2
03 ダイタクバートラム 1 3

5番人気以内になった4頭は、1番人気を裏切った形の03年ダイタクバートラムでも3着、それ以外の3頭は人気以上の着順と全て堅実に走っています。
12番人気で勝ったマイネルキッツもいますし、意外と勢いのまま通用している傾向です。
条件戦からという馬はいないのでサトノシュレンは少し厳しいかもしれませんが、デスペラード、アドマイヤラクティ、ムスカテールはきちんと力を出してきそうなデータになります。

高齢の長距離実績馬
ジャガーメイル
マイネルキッツ
トウカイトリック
フォゲッタブル

過去にこのレースを制している2頭を含め、7歳以上で長距離での実績を持つ馬が4頭。
厳しいのは間違いありませんがやはり実績は侮れず、押さえておきたくなるような顔ぶれです。
過去の7歳以上の成績をまとめてみます。

7歳以上の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 性齢 人気 着順
12 ジャガーメイル 牡8 9 4
11 トウカイトリック 牡9 18 5
10 マイネルキッツ 牡7 4 2
10 エアジパング セ7 12 5
08 ポップロック 牡7 4 12
07 アイポッパー 牡7 1 4
05 ビッグゴールド 牡7 14 2

ここ3年で好走している高齢馬が今年も出ている3頭。本当に彼らには頭が下がりますね。
05年ビッグゴールドの14番人気2着はありますが、基本的にはやはり厳しいですね。
ちなみにトウカイトリックは今回で天皇賞(春)の出走8回目(!)、ジャガーメイル、マイネルキッツは4回目となります。もう本馬に過去傾向があるので他馬での過去傾向を見る必要はないのかもしれませんね。

久々の3000m以上
トーセンラー

あとは上位人気ではトーセンラーが残っています。
この馬は菊花賞は使っているのですが、昨年は2000mを中心に使われていて前走も2200mの京都記念からという事で距離に対する不安が残ります。
菊花賞以来の3000m以上となる5歳以上の馬をまとめてみます。

菊花賞以来の3000m以上となった天皇賞(春)
(5歳以上かつ、5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
09 アルナスライン 4 2
09 ドリームジャーニー 5 3
06 ストラタジェム 8 3
05 ビッグゴールド 14 2
03 ダンツフレーム 9 5

5番人気以内に支持されたのが09年のアルナスラインとドリームジャーニーだけになりますが、ともに好走しています。
2頭とも有馬記念は使っているので、その点ではトーセンラーとは少し違いますが、そこそこ人気になる馬でここに出てくるという判断をしたという事はある程度信用してもよさそうですね。

ただここで挙げた各馬はそれぞれ日経賞、大阪杯、大阪-ハンブルクCと天皇賞(春)のステップレースで結果を出して望んでいます。(ダンツフレームだけはマイラーズCからという珍しいステップですが)
トーセンラーは京都記念からで中11週となりますが、そのあたりも少し気になるところですね。

阪神大賞典はゴールドシップの完勝。天皇賞(春)へ死角なし

阪神大賞典

1着 ゴールドシップ
2着 デスペラード
3着 フォゲッタブル

単勝1.1倍の圧倒的人気に推されたゴールドシップが余裕を持っての完勝。さすがにここでは力が違いました。
天皇賞(春)に向けて死角はほぼありませんが、捲りが武器の馬なので反応が悪かったり、捲れないような展開になった場合に取りこぼす可能性は常に持っているのですが、ここまでの走りを見る限りでは捲り不発は想像しにくいですね。
あとは相手関係ですが、オルフェーヴルが出てくるかどうかだけではないでしょうか。

2着のデスペラードはゴールドシップの後ろという位置取りで自分の競馬に徹しました。賞金的な事を考えればこの馬はここで賞金を加算できた事は大きく、天皇賞(春)の出走も叶いそうです。
逆に馬体を併せて勝負したベールドインパクトは厳しい結果になりました。2頭の対照的な乗り方が結果的には着順を分けた感じですが、まぁ結果論になってしまいますね。

3着フォゲッタブルはなんと3年ぶりの馬券圏内。過去には天皇賞(春)で1番人気にもなったことがある良血馬ですが、ここから復活となるかというところですね。

2012年の参考レース

有馬記念

ゴールドシップが捲り気味に押し上げて、直線も外から突き抜ける完勝。2着に10番人気のオーシャンブルー。

ステイヤーズS

10歳馬トウカイトリックが勝利。2着ファタモルガーナ、3着デスペラードは今後長距離戦の常連になるかもしれませんね。

アルゼンチン共和国杯

ルルーシュが快勝。ムスカテール、マイネルマークも長いところで面白い存在になってきそうです。

菊花賞

ゴールドシップが皐月賞、菊花賞の二冠達成。2着スカイディグニティは2013年に入ってから屈腱炎を発症し長期休養となってしまいました。