阪神大賞典はゴールドシップ復活の3馬身半差!天皇賞(春)へ

阪神大賞典

1着 ゴールドシップ
2着 アドマイヤラクティ
3着 バンデ

ゴールドシップが久々に強さを見せてくれました。
道中はバンデの2番手で、かなりかかる素振りも見せていましたが、4コーナーで仕掛けると一気に後続を突き放す圧勝。やはり能力を発揮できればここでは一枚上ですね。
この馬に関しては、展開や相手関係よりもまずはまともに走るのかというのが最も気になる点です。
天皇賞(春)でも以前のような捲りは不発も心配なので、スタートがまともならある程度出していく今日のような乗り方になるのではないでしょうか。
岩田騎手が天皇賞(春)でも乗るかどうかは日経賞のウインバリアシオン次第という事ですが、鞍上が誰なのかも非常に気になる馬ですね。
天皇賞(春)にはフェノーメノやキズナが出てくる予定ですが、このゴールドシップの圧勝でまた面白くなりそうです。

2着アドマイヤラクティは有馬記念は大きく負けましたが、安定感のある馬で、長距離では更に信頼性が高いですね。
ハーツクライにエリシオという血統構成も阪神の長いところはピッタリという印象です。(阪神大賞典くらいしかありませんが)
天皇賞(春)に向けてという意味では、京都に変わって特に良くなる事はなさそうですし、今回もゴールドシップには完敗している事からも、力では一枚落ちると言わざるを得ません。
ただ最近の天皇賞(春)は荒れる事も多いですし、3200はもう特殊と言っていいレースです。上位が崩れれば馬券圏内の可能性はありそうです。

3着バンデは4コーナーで一杯かと思いましたが、ゴールドシップは別としてアドマイヤラクティにはかなりの抵抗を見せました。
一杯になったのではなく、動かなかったみたいですね。
今回はゴールドシップが2番手という事で、厳しい競馬になってしまいましたが、今後も長距離を中心にまだまだ楽しみの多い馬です。
このタイプの逃げ馬らしく、負ける時はもっと大きく負けてくれれば、オッズの面からも面白いんですけどね(笑)
天皇賞(春)は賞金的に微妙ですが、この馬は出てきてほしいですね。

2013天皇賞(春)。ゴールドシップの相手は5歳勢?

2013年の天皇賞(春)は完全にゴールドシップの一強ムード。
2番人気が予想されるフェノーメノは先日もまとめましたが、今回もゴールドシップ以外の馬について見ていきます。

菊花賞に出走していない4歳馬
フェノーメノ
カポーティスター

4歳馬で天皇賞(春)への出走は菊花賞組が当然中心になってくるのですが、今回のゴールドシップ以外の2頭は菊花賞を使っていません。
フェノーメノは距離を考慮して菊花賞ではなく天皇賞(秋)→JCと進み、カポーティスターは菊花賞当日の京都でようやく1000万を勝っています。
どちらも勢いのある馬だからこそ、天皇賞(春)出走となったわけですが、やはり不安も大きいです。
過去に菊花賞を使わずに天皇賞(春)へ出走してきた4歳馬を見てみます。

菊花賞不出走4歳馬の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
12 ギュスターヴクライ 4 5
11 エイシンフラッシュ 3 2
11 マカニビスティー 17 4
11 ペルーサ 4 8
11 トゥザグローリー 1 13
10 メイショウドンタク 16 3
10 ジャミール 3 7
09 モンテクリスエス 3 12
07 エリモエクスパイア 11 2
07 マツリダゴッホ 5 11
06 トウカイトリック 5 5
05 トウショウナイト 10 4
03 イングランディーレ 5 9

トウカイトリックの出てくる位置にまず驚愕します(笑)

馬券圏内に来ているのは11年エイシンフラッシュ、10年メイショウドンタク、07年エリモエクスパイアとなります。
ダービー馬のエイシンフラッシュは別として、2桁人気から2頭馬券になっているように全体的に人気のない馬の方が好走傾向にあるのは面白いですね。
メイショウドンタクは万葉S3着、エリモエクスパイアはダイヤモンドS2着があり、ともに前哨戦では大きく負けている事で人気を落としましたが、長距離実績という意味は一応あったという事になります。
ここで人気になるような結果を出せていなくても、京都3200mという舞台に活路を求めてきている馬の場合は要注意と言えるのかもしれません。

今回はフェノーメノ、カポーティスターともに3000以上の出走経験はありませんので、データからは厳しいという事になりそうです。

G1初挑戦の5歳馬
サトノシュレン
デスペラード
アドマイヤラクティ
ムスカテール

出世が遅れながらここへきて好調、初のG1挑戦へという5歳が今回は4頭います。
サトノシュレンは1600万を勝ったばかりですが、他3頭は重賞で続けて好勝負してきていますし、デスペラードとアドマイヤラクティは距離実績もありますので気になっている方も多いのではないでしょうか。
5歳の天皇賞(春)でG1初挑戦となった馬をまとめてみます。

G1初挑戦の5歳馬の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
09 マイネルキッツ 12 1
09 ジャガーメイル 6 5
08 アドマイヤジュピタ 3 1
06 トウカイカムカム 9 5
05 アイポッパー 4 3
04 シルクフェイマス 5 3
04 ナリタセンチュリー 13 5
03 サンライズジェガー 8 2
03 ダイタクバートラム 1 3

5番人気以内になった4頭は、1番人気を裏切った形の03年ダイタクバートラムでも3着、それ以外の3頭は人気以上の着順と全て堅実に走っています。
12番人気で勝ったマイネルキッツもいますし、意外と勢いのまま通用している傾向です。
条件戦からという馬はいないのでサトノシュレンは少し厳しいかもしれませんが、デスペラード、アドマイヤラクティ、ムスカテールはきちんと力を出してきそうなデータになります。

高齢の長距離実績馬
ジャガーメイル
マイネルキッツ
トウカイトリック
フォゲッタブル

過去にこのレースを制している2頭を含め、7歳以上で長距離での実績を持つ馬が4頭。
厳しいのは間違いありませんがやはり実績は侮れず、押さえておきたくなるような顔ぶれです。
過去の7歳以上の成績をまとめてみます。

7歳以上の天皇賞(春)
(5番人気もしくは5着以内)
馬名 性齢 人気 着順
12 ジャガーメイル 牡8 9 4
11 トウカイトリック 牡9 18 5
10 マイネルキッツ 牡7 4 2
10 エアジパング セ7 12 5
08 ポップロック 牡7 4 12
07 アイポッパー 牡7 1 4
05 ビッグゴールド 牡7 14 2

ここ3年で好走している高齢馬が今年も出ている3頭。本当に彼らには頭が下がりますね。
05年ビッグゴールドの14番人気2着はありますが、基本的にはやはり厳しいですね。
ちなみにトウカイトリックは今回で天皇賞(春)の出走8回目(!)、ジャガーメイル、マイネルキッツは4回目となります。もう本馬に過去傾向があるので他馬での過去傾向を見る必要はないのかもしれませんね。

久々の3000m以上
トーセンラー

あとは上位人気ではトーセンラーが残っています。
この馬は菊花賞は使っているのですが、昨年は2000mを中心に使われていて前走も2200mの京都記念からという事で距離に対する不安が残ります。
菊花賞以来の3000m以上となる5歳以上の馬をまとめてみます。

菊花賞以来の3000m以上となった天皇賞(春)
(5歳以上かつ、5番人気もしくは5着以内)
馬名 人気 着順
09 アルナスライン 4 2
09 ドリームジャーニー 5 3
06 ストラタジェム 8 3
05 ビッグゴールド 14 2
03 ダンツフレーム 9 5

5番人気以内に支持されたのが09年のアルナスラインとドリームジャーニーだけになりますが、ともに好走しています。
2頭とも有馬記念は使っているので、その点ではトーセンラーとは少し違いますが、そこそこ人気になる馬でここに出てくるという判断をしたという事はある程度信用してもよさそうですね。

ただここで挙げた各馬はそれぞれ日経賞、大阪杯、大阪-ハンブルクCと天皇賞(春)のステップレースで結果を出して望んでいます。(ダンツフレームだけはマイラーズCからという珍しいステップですが)
トーセンラーは京都記念からで中11週となりますが、そのあたりも少し気になるところですね。

ダイヤモンドSはアドマイヤラクティ。長距離で真価を発揮するか?

ダイヤモンドS

1着 アドマイヤラクティ
2着 ジャガーメイル
3着 メイショウカドマツ

ネコパンチが例のごとく大逃げを打つも3コーナー手前で早々と手応えがなくなり、ケイアイドウソジンなど先行勢が一気にペースを上げ直線を向くも、中団に待機していたアドマイヤラクティとメイショウカドマツが外から伸び、アドマイヤラクティが一気に突き抜ける。メイショウカドマツも粘るがもう1つ後ろからきたジャガーメイルがメイショウカドマツをクビ差捉えたところがゴール。

勝ったアドマイヤラクティは金鯱賞、AJCCと連続3着からの重賞初勝利。
このレースで13戦連続の3着以内と抜群の安定感を見せている反面、決め手が足りない事も確かだったのですが、ここは快勝と長い距離が向くのかもしれませんね。
血統的にも父ハーツクライ、母父エリシオでスタミナに問題はなさそうですし、このレースを見ても春の天皇賞では楽しみな一頭になりました。
あとは格の問題ですが、今回斤量で2.5kgの差があったジャガーメイルとは2馬身半。実際に天皇賞(春)を勝っているジャガーメイルですが9歳となりましたし、まだ物足りない部分は残ります。

そのジャガーメイルですが今回の条件で2着は立派ですね。
さすがにもう厳しいのではと思ってしまうのが正直なところではありますが、香港と今回の走りを見る限りでは、ひょっとしたらという期待も抱かせてくれます。

3着メイショウカドマツは2400mの松籟Sを勝ってここでもしぶとく3着。ダイワメジャー産駒であることは忘れたほうが良さそうですね。
実績も賞金的にもまだ春の天皇賞でという馬ではありませんが、距離問わずしぶとい競馬ができる馬のようですね。どこに出てきても展開次第では面白い馬なのではないでしょうか。

斜行に物議もダノンバラードが勝利。AJCC

アメリカジョッキーCC

1着 ダノンバラード
2着 トランスワープ
3着 アドマイヤラクティ

ダノンバラードとベリー騎手の斜行が物議を醸したレースですね。今年から変わった降着ルールを知らしめる結果となりました。

ネコパンチが離して逃げる展開で、道中は馬群がバラける流れ。宝塚記念以来の休み明けだったネコパンチは早々に失速し、3,4コーナー中間では捕まり、一気に馬群が詰まった状態で直線へ。
まず外に出したダノンバラードが先頭に立ち、内からはゲシュタルトとトランスワープ。ここでダノンバラードが大きく内側に斜行し、トランスワープの前をカット。ゲシュタルトと合わせて2頭とも完全に行き場がなくなり手綱を引っぱる状態。
そのままダノンバラードが先頭でゴールし、体勢を立て直して再度伸びてきたトランスワープが2着。外を回したアドマイヤラクティが3着。

勝ったダノンバラードは斜行癖があるとの事で、ヨレたというよりは内ラチに向かっていった感じですね。
トランスワープ、ゲシュタルトには致命的な不利となってしまいましたが、ダノンバラードの脚を見る限りでは斜行がなくてもそのまま勝っていたと思います。だからと言って問題にしなくていいという事ではありませんけどね。
3歳時から期待されてきたダノンバラードですが、ここからようやく本格化という事になるでしょうか。

2着のトランスワープはあれだけの不利を受けてよく詰めてきたという印象ですね。
今までの使われ方からも、父ファルブラヴからも中距離馬なんですが、母父リアルシャダイが僅かに春の天皇賞への期待を抱かせます。

3着のアドマイヤラクティは常に好走を続けている馬で、ここへ来て重賞でも勝負になってきている楽しみな馬ですね。
ここはトランスワープは捕まえてほしかった気はしますが、今後も注目の1頭ですね。